負荷試験前の整備になぜこだわるのか

非常用発電機は建物建設当時から長期間未整備の状態か、故障ランプが点灯した時に対応されるケースが多いと思います。

車のように、普段動かしていないのでオイルや冷却水の交換も費用を掛けたところで実感できません。

しかし、普段動かしていないからこそ、機械は定期的に整備をしないと劣化が急速に進行します。

これは、蓄電池交換を依頼された先での非常用発電機です。

蓄電池交換後、試運転前に機械状態を確認しましたところ

ラジエーター内部の錆腐食が進んでおり、冷却水も規定量を満たしておりませんでした。

 

もしこれが負荷試験を行う対象であった場合、事前整備を施さず負荷を掛ければ

冷却水が循環せず、水温異常で緊急停止か、センサーや電装系が作動せず

最悪の場合はオーバーヒートを招きます。

 

残念ながら、これはレアケースではなく

発電機を納入してから整備をした事がない事例は数多く存在します。

なにか故障の兆候が表れたときに、他の消耗部品も交換時期を超過していることに気づくのですが

このような状況が多数存在する中で、負荷試験だけを行うのは不誠実であるとの考えから

弊社は事前整備による安全と安心をご依頼者様と共有しています。

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